宮城県栗原市で3日、女性がクマに襲われ死亡ました。女性の服に付着したクマの唾液と、捕獲されたクマのDNA型が一致しなかったことが分かりました。
3日、栗原市の山でキノコ採りをしていた志水春江さん(75)がクマに襲われ死亡しました。
市は現場周辺に箱わなを設置し、成獣のクマ2頭と子グマ3頭の計5頭が捕獲されました。
市によりますと、岩手大学農学部に捕獲されたクマのDNA鑑定を依頼したところ、志水さんの衣服に付着したクマの唾液とDNA型が一致しなかったということです。
そして、行方不明になっている女性について警察は13日、初めて山に入って捜索しましたが、手掛かりは見つからなかったということです。