19日午後3時から20日午後3時までに、宮城県ではクマの目撃情報が15件発表されています。

 仙台市と栗原市が各3件、大崎市・登米市が各2件、富谷市・大和町・角田市・気仙沼市・東松島市が各1件でした。

 仙台市3件の内訳は青葉区折立2件、泉区実沢1件です。

 改めて宮城県に出ているクマの特徴と注意点です。

 ツキノワグマの成獣は、体長120センチから145センチほどです。

 木の実や昆虫類、はちみつなどを食べます。甘い物が好きとも言われています。

 今の時期は柿の木などに寄って来る可能性があるため、柿の実を放置しておかないことを心掛けましょう。

 更に明るさや人目を避け、日の出や日没前後に主に活動し薄暗い日には日中でも活動する習性があります。

 クマが活動しやすい朝夕の行動を控えることはもちろん、日没が早くなってきた今の時期は、日中でも油断せず注意が必要です。