マレーシアに違法薬物を密輸しようとしたとして日本人3人が拘束された事件で、現地当局は当初「コカインを押収した」としていましたが、「大麻の誤りだった」と訂正しました。

 マレーシアの国境管理当局は19日、クアラルンプール国際空港でコカイン12キロ=およそ9000万円相当を密輸しようとしたとして、危険薬物法違反の疑いで日本人の男3人を拘束したと説明していました。

 しかし、20日になり押収された薬物の種類や重さに誤りがあったと発表しました。

 当局の訂正によりますと、押収されたのはコカイン12キロではなく、大麻およそ43キロだったとしています。

 3人は違法薬物を干しエビで覆い隠してマレーシアに持ち込もうとしたとみられるということです。

画像提供:マレーシア国境管理当局