茨城県坂東市の工場で、リサイクル用の廃プラスチックなどが激しく燃える火事があり、発生から半日以上たった今も黒煙と炎が上がっています。工場の火災は今も鎮火のめどはたっていません。火災現場の近くから報告です。

 火事が起きた工場から川を挟み60メートルほど離れた場所にいますが、風向きによってはプラスチックが焦げた臭いが届いています。

 発生から半日以上経ちましたが、時折バチバチと何かが破裂するような音が聞こえます。

 そして、複数の場所で今もオレンジ色の炎が確認できます。

 また黒い煙が高く立ち上り、風で広い範囲に流されていることも分かります。

 工場の建物は、屋根の骨組みがむき出しになり、黒く焦げ斜めに傾いている様子が分かります。

 付近の住民からは「風向きによっては火の粉が家の方角に飛んで来るかもしれない。怖くてゆっくり寝ずに様子を定期的に見にきている」と不安の声が上がりました。

 坂東市では住民に対し、「煙や灰などが飛んでくる可能性がある」として、注意をするよう呼び掛けています。