2012年から停止している北海道電力の泊原発3号機を巡り鈴木知事が近く、再稼働への同意を表明する方針であることが分かりました。

 泊原発3号機は、7月30日に原子力規制委員会の再稼働審査に合格しました。

 国は北海道と周辺の4町村に、再稼働に必要な同意を求めています。

 関係者によりますと、鈴木知事は泊原発の再稼働に同意する方針で、今月26日から始まる道議会の会期中に表明する方向で調整しています。

 知事はこれまで、再稼働は「関係自治体や道民などの意見を踏まえ、総合的に判断する」としていました。

 北海道電力は、再来年の早い時期の再稼働を目指しています。