北海道札幌市では、廃校となった小学校の跡地にインターナショナルスクールの建設が予定されています。

札幌市都市計画部 勝見元暢調整担当課長 「多様な人材が集まることで、将来的に(周辺の)芸術の森地区が文教地区として発展することも期待されるなど評価を(審査委員会で)受けている」

 しかし、その説明会で警察が出動する事態になりました。

 参加者が掲げているプラカードには「移民政策、断固反対」と書かれています。

地域住民 「文化摩擦の心配だとか、生活上のルールの軋轢(あつれき)があるのかないのか」

 建設を巡っては、根拠のない投稿が拡散されています。

SNS 「インド人専用学校になる」 「大量のインド人が入ってくる」

 運営会社は、これらを否定しています。

グローバル・インディアン・エデュケーション 担当者 「既存の大阪校は6割が日本人。(札幌校も)過半数が日本人になるのではないかと」

 運営会社は今年度中の売買契約を目指していますが、住民との話し合いを重ねていくということです。

(「グッド!モーニング」2025年11月28日放送分より)