仙台市が青葉区に整備する音楽ホールと震災メモリアル拠点の複合施設について、市民への説明会が開催されました。
説明会は基本設計の中間案を市民に説明する場として開催され、約130人が参加しました。
中間案では、施設は地下2階地上4階建てで、延べ床面積は約2万7400平方メートル、年間の来場者は54万人を想定しています。
説明会では期待の声が上がる一方、建設費は約548億円を見込んでいることなどから建設規模は適正かなどの意見も出されました。
「仙台市で他にも施設は維持や改装などあると思いますけども、そういうのも含めて今ここでそれだけのお金を出す覚悟があるのか」
複合施設基本設計者藤本壮介さん「もちろん色々なご意見あると思うが、それも含め熱い思いを感じてより責任と、しっかりとこの先進めていこうという気持ちになった。なるべく懸念を解消しながら、より良いものにしていけるよう頑張りたいと思う」
市は、3月末までに基本設計をまとめる方針で、2031年度の開館を予定しています。