7月の参院選挙宮城選挙区で選挙ポスターを使って他の候補者の名誉を毀損したとして、書類送検されていたNHK党の立花孝志党首ら3人について、仙台地検は、不起訴処分としました。
不起訴処分となったのは、NHK党の立花党首と、参院選の候補者だった前田太一氏(40)、党関係者の女性の合わせて3人です。
3人は7月の参院選宮城選挙区で、立憲民主党から立候補した石垣のりこ議員の私生活に関する週刊誌報道の内容を記した選挙ポスターを掲示し、名誉を毀損した疑いで書類送検されていました。
仙台地検は3人について、24日付で嫌疑不十分として不起訴処分としました。不起訴の理由について仙台地検は「関係証拠を精査した結果、違法性が否定される可能性があるため」などとしています。
不起訴処分について石垣議員は「承服することはできません。近日中に仙台検察審査会に対して審理申し立てを行います」とコメントしています。