2月8日に投開票が行われる衆議院選挙、宮城5区の候補者の訴えをお伝えします。宮城県北部の沿岸から内陸まで含む、宮城県で最も広い選挙区です。

 宮城5区には届け出順に中道改革連合の新人境恒春候補、自民党の前職小野寺五典候補、共産党の新人結城豊候補が立候補しています。大臣経験者の重鎮に新人2人が挑む選挙戦です。

 境恒春候補「強敵です。絶対王者と言っても過言ではないと思います。でも私、2回も負けるつもりはございませんので」

 結城豊候補「自民政治ときっぱり対決し、ぶれずに暮らし、平和、人権を守るために精一杯頑張ってまいります」

 中道改革連合、共産党から名乗りを上げた新人候補2人の前に立ちはだかるのは。
 小野寺五典候補「今回当選すれば10回目となります。たくさん力をつけて皆さんにご恩返しをしたい」
 過去9回当選の与党・自民党の幹部です。宮城5区は強固な地盤を持つ前職に新人2人が挑みます。

 衆議院解散の翌日、地元の宮城県気仙沼市入りした自民党の前職小野寺五典候補、関係者のみで行った事務所開きには宮城県議会議員や自治体の首長らの姿もありました。
 小野寺五典候補「私の場合には、やはり実績についてご評価いただくということだと思います」
 1997年の冬の選挙で初当選した小野寺候補は、安倍内閣では防衛大臣として政権を支え2024年10月には党の税制調査会長に就任し、ガソリン税の暫定税率廃止などの議論をリードしました。
 小野寺五典候補「寒いね。今朝7時20分ぐらいから街頭で手を振って。一番初めの時が補欠選挙で12月の選挙でそれ以来ですね」
 選挙区割りが変更されてからは2度目の選挙戦。広い選挙区をくまなく回り支持を訴えます。その知名度は圧倒的です。
 小野寺五典候補「見てよ変遷。だんだんと年取っていくね。(こんな若かったの?)そうなの」「Q.増税するという不安感もありますが」「私たち増税するために政治家になったわけではないのでね。国民の皆さんの暮らしが楽になるためにやってますから」
 小野寺候補は、税制会長の立場から地方の活性化を意識した公約を掲げます。
 小野寺五典候補「映画館、最近行かずにネットフリックスで見ている方が多いと思います。そのかけたお金は支店がないんで、全部東京に地方税落ちる。どこと戦うか。小池東京都知事です。もうすでに戦いは始まっております。私が標的になっています。ですがこの戦い負けません。必ずこの偏在税制を変えて、地方の財源を豊かにしていく」

 「中道の境中道の境でございます」
 中道改革連合の新人境恒春候補です。宮城県議会議員を3期12年務め復興活動に尽力。
また、高校卒業後に、ベトナムを訪れたことをきっかけに20年近く障害者の支援活動に携わっています。
 境恒春候補「きょう届きましたよこれ。きょう届いたんですよ。きょう2時ぐらいですかね。もう突貫ですよ」
 前回の衆議院選挙では日本維新の会から立候補しましたが、今回、公示6日前に離党しました。
 境恒春候補「国保逃れであるとか色々不祥事もあって、私の支援者の方からも理解を得にくい状況に。困ってる人を助けたいというところから私の政治の道はスタートしているので、維新でも中道でもそこは全く変わっていません」
 所属政党を変えての新たな挑戦。選挙カーで各地を回っていると、ポスターを貼れていない場所も。
 境恒春候補「初日にポスター貼れなかったって初めてですもん。ちょっと追いつかないですね」
 寒さとも戦う今回の選挙戦。地元気仙沼市をはじめ選挙カーで回ります。移動中、有権者を見つけると。
 境恒春候補「止めよう」
 とにかく走る、走る。
 境恒春候補「私はSNS戦略は考えていないんですね。一番大事なのは選挙カーから降りて、そしてそこで対話をする。私一番若いので、行動力は負けてないと思ってます」
 対話する中で聞こえてきたのは、物価高対策を望む声です。
 境恒春候補「スーパーで買い物してて感じることないですか?物価高くないですか?物価がどんどん上がってませんか?真っ先にやることは物価高対策です。恒久的な食料品の消費税ゼロ。これを今年の秋から、早ければ今年の秋から実現します。胸を借りるつもりで戦わせていただいておりますけれども、負ける気はございません。当選に向けてしっかり頑張っていきたいというふうに思っています」

 日本共産党の新人、結城豊候補です。大崎市出身で、国政選挙への挑戦は今回が初めてです。
 結城豊候補「山で例えると薬莱山とエベレストみたいなもんですから。胸を借りるということで頑張っていきたいなと」「これは一般住宅です。あとは学校とかのやつもやらせてもらいました」
 建築設計事務所の代表を務める結城候補は、幼少の時に父親が病気になり、母親の農業を手伝いながら生活していました。
 結城豊候補「一生懸命みんな働いてるんですよ。でもやっぱり貧富の差が起きている。弱い方々に寄り添った政治をやっていきたいなと」
 課題は知名度不足。選挙カーで各地を回り、住宅街で街頭演説を繰り返します。
 結城豊候補「一応寒さには強いので。まあなんとか乗り切って、途中で挫折はできませんので、頑張っていきたいなと思います」
 立憲民主党との野党共闘を解消した日本共産党。自民党や中道改革連合との立場の違いを訴えています。
 結城豊候補「消費税の一律5%の引き下げです。食料品の非課税より大きな経済効果があります。財源は大企業富裕層に行き過ぎた減税、優遇を正すことにより十分に確保することができます。結局弱い人が一番大変な税金だと思うんですね。不公平税制。収入格差によって負担率が違いますよね。消費税減税これはやっぱりやりたいなと」

 税制などを争点に与野党3人の候補者が争う宮城5区。投票日は8日です。