“異例の再流行”となっているインフルエンザですが、今現場では他の症状と間違う患者が増加しているというんです。
■あなたはインフル?花粉症?
患者 「のどが少し痛くなってきた」
医師の診療を受けた女性。
患者 「花粉症もあります」 医師 「風邪か花粉症か疲れかと思った?」 患者 「はい」
花粉症がひどくなってきたのかと思いきや…。
医師 「検査したところインフルエンザのB型が陽性」
逆のパターンも…。
患者 「ちょっとせきが出てくる感じ」 医師 「インフルエンザというよりも花粉症とか」
実はこれ、危険な勘違い。今「花粉症かと思ったらインフルエンザだった」「インフルエンザかと思ったら花粉症だった」という患者が急増しています。
いとう王子神谷内科外科クリニック 伊藤博道院長 「今年はいつもの年よりも互い違いの検査結果が多々ある」
まず背景にあるのは、それぞれ患者が増加傾向にあるということ。
インフルエンザの患者数は、最新の数字で1医療機関あたり40人以上。今シーズン2回目の感染拡大中で、去年11月下旬のピークに迫る勢いです。
一方の花粉症。ウェザーニューズによると、東京などで花粉の飛散が始まっているといい、その量は平年のおよそ1.3倍だそうです。
では、なぜ勘違いしてしまうのでしょうか。
花粉症といえば…。
花粉症(60代) 「鼻水かな」 花粉症(30代) 「頭痛はたまに。倦怠(けんたい)感も」
鼻水や頭痛、倦怠感。この症状、インフルエンザでも現れます。
いとう王子神谷内科外科クリニック 伊藤博道院長 「共通する部分があるので、見分けがつかないケースも」
さらに“今シーズンならでは”の事情も…。
いとう王子神谷内科外科クリニック 伊藤博道院長 「インフルエンザB型の患者が非常にこの時期として多い。A型に比べB型は高熱が出にくい。熱がほとんど出ないことも比較的多い。いつもの年以上にインフルエンザか分かりにくい」
だからこそ、注意が必要なのは「インフルエンザなのに花粉症だと思い込んで受診しない」ケースです。
いとう王子神谷内科外科クリニック 伊藤博道院長 「治療が遅れると症状の悪化や長引く原因に」
勘違いを防ぐにはどうすれば良いのか。
例えば、鼻水や頭痛以外にもインフルエンザの場合は関節痛や吐き気など主に「体内」に症状が現れるそうです。
花粉症の場合は、目のかゆみや皮膚炎など「体の外」に症状が出やすいといいます。
重要なのはそれぞれにしかない症状を見極めることです。