khb東日本放送では、大津波からの避難の教訓を伝えるドキュメンタリー番組の上映会を開催しました。制作者らが登壇したパネルディスカッションでは、命を守る避難について考えました。

 7日に開催した上映会には宮城県内外から90人ほどが参加し、khbが2024年に制作した「テレメンタリー2024 100人の証言命をつなぐ津波避難」を鑑賞しました。

 石巻市で生き残った住民100人の当時の避難行動をCGで再現し、その証言と共に避難の教訓を伝えたドキュメンタリー番組です。2025年に優れた科学番組などを表彰する科学技術映像祭で、最高賞の内閣総理大臣賞を受賞しました。

 上映後のパネルディスカッションでは、番組で避難の教訓を語った門脇小学校の元校長鈴木洋子さんと、震災伝承団体の中川政治さん、番組ディレクターの鈴木奏斗アナウンサーが登壇し、15年前に門脇小学校の児童がいち早く避難したことが住民の避難を後押しした事例を紹介し、会場からの質問にも答えながら命を守る避難について考えました。

 3.11メモリアルネットワーク中川政治さん「声を掛けていって早く逃げようって言う。それだけで1人救える、10人救える、1万人救える。避難の連鎖、来ていただいた皆さんが1人目、皆さんが連鎖を起こす方だなと思ってますので」

 門脇小学校元校長鈴木洋子さん「私たちは、災間を生きているんですよね。災害と災害の間を生きているんですよね。だからそのための備えを真剣に職場、学校、家庭で考えていかなきゃいけないんじゃないか」

 来場者「話を聞いて、ちゃんと伝えていかないと駄目だなっていうのは痛感しました」「私自身もそうですし、教えている子どもたちが将来、自分の身を守れる、あるいは地域のために何か行動できるような、そういったところを育てられるようにしたいと思っております」