東日本大震災から11日で15年です。現在も2519人の行方が分かっていません。住民190人以上が亡くなった仙台市の海岸では警察官が犠牲者に祈りを捧げました。

 10日、仙台市若林区の東日本大震災慰霊の塔には、若林警察署の警察官ら9人が訪れ、震災で犠牲になった人々に花を捧げました。

 この地区では約10メートルの津波にのみ込まれ、190人以上が犠牲となりました。

 宮城県警の警察官の半数以上が震災後の採用で、震災の伝承が課題となっています。

 警察庁によりますと、今年3月1日時点で東日本大震災による死者は宮城で9545人、岩手で4675人、福島で1614人など12の都道県で合わせて1万5901人に上っています。

 また、岩手、宮城、福島を中心に現在も2519人が行方不明者となっていて、岩手と宮城では現在も53人の遺体の身元の特定ができていません。

 これまでに岩手、宮城、福島の3県警は合わせて約72万人を投入し、行方不明者の捜索などにあたっています。

 東日本大震災から15年。地震が発生した午後2時46分には各地で黙祷(もくとう)が行われるなど、犠牲者を悼む式典が予定されています。