自動車業界の労働組合が加盟する自動車総連は、今年の春闘での賃上げ額が比較可能な1993年以降で最も高い水準となる見通しであることを明らかにしました。

 自動車総連によりますと、ベースアップ相当分と定期昇給相当分を合わせた賃上げは平均1万9333円で、去年と比べて863円増えました。

 比較可能な1993年以降で最も高い水準です。

 トヨタ自動車は、労働組合が求めた最大で月2万1580円の賃上げとボーナスについて6年連続で満額回答しました。

 スバルも組合からの要求通りの回答で、スズキは3年連続で要求を上回る賃上げとなりました。

 2025年度の最終損益が上場以来、初めて赤字に転落する見通しのホンダは、月1万8500円の賃上げについては満額回答しました。

 また、日産や、三菱自動車、マツダは集中回答日を前に満額回答しています。

 賃金については18日に発表した主要メーカーの12組合すべてで満額回答またはそれ以上の回答で、自動車総連としては初めてだということです。

 また、総連として求めていた休日の増加も一部の労組で妥決したとしています。

 今回の結果について金子会長は「中堅中小などすべての組合にとって大きな後押しになった」として、「高く評価したい」と話しました。