自民党の旧二階派に所属した議員が武田元総務大臣をトップに政策研究会を発足し、来週にも定例会合をスタートさせる方針です。名称については「総合安全保障研究会」とする方向で調整しています。

 武田氏が新たに発足させる研究会の体制案には、旧二階派から小林政調会長も含む大半の議員が参加し、衆議院議員の2期以上で30人弱が既に名を連ねています。

 武田氏は5日、「旧態依然とした派閥などの古典的なやり方からは決別し、議員立法を結実させたい」と述べ、政治団体は作らない考えを示しています。

 関係者によりますと、毎週木曜日の昼に会合を開き、グループの名称を「総合安全保障研究会」とする方向で、軍事だけでなく外交や食料安全保障、国土強靭(きょうじん)化など幅広く議論する考えです。

 自民党内では、唯一の派閥・麻生派や旧安倍派の西村元経産大臣らが定例の会合を開いているほか、去年の総裁選に出馬した茂木外務大臣や林総務大臣、そして小林政調会長も支持する仲間と頻繁に会合を開いています。

 また、石井参議院幹事長も近く自らのグループを立ち上げる方針で、“派閥復活”の兆しが見え始めています。

写真:10日 日韓議連総会で挨拶する武田氏