25日、宮城県の塩釜港で海上保安庁の巡視船から燃料の重油が流出し、周辺のノリ漁が中断するなど影響が続いています。
25日、塩釜港に停泊していた巡視船ざおうから重油が漏れていたことが漁業関係者からの通報で分かりました。
宮城海上保安部によりますと流出は止まっているということですが、塩釜港を中心に最大直径2.7キロの範囲で1キロリットル以上の流出が確認されています。流出範囲は徐々に狭まってきているということです。
中島秀太記者「巡視船ざおうから700メートルほど離れた漁港では、海上保安庁の職員たちが油の除去作業に当たっています。一帯に油の臭いが充満しています」
最盛期を迎えている、ノリやワカメの養殖にも影響が出ています。被害の実態がつかみきれず、養殖場は流出範囲の外ですが、全て廃棄を決めた生産者もいます。
生産者「売り上げが無くなるので、憤りっていうんですかね。いやもう大打撃ですよね。全部捨てなきゃいけないですね」
塩釜市漁業協同組合と宮城県漁協塩釜支所は27日、漁場の20地点からワカメやメカブなどを採取して調査を行い、全ての地点で油の付着が確認されたということです。
今後、塩釜市や宮城県と共に対応を検討していくことにしています。