能登半島地震で被災した石川県の寺院で、今年に入り仏具の盗難が相次いでいることが分かりました。

 警察によりますと、今年に入り、珠洲市と輪島市にある複数の寺院で、仏具の盗難被害があったということです。

 奥能登の寺院関係者が把握しているだけでも同様の被害は3件以上あり、このうち厳徳寺は本堂にあった金属製の仏具およそ20点が盗まれました。

厳徳寺 秦賢良住職 「今さら仏具を買う力もないし、どうしたもんじゃろうね」

 警察は窃盗の疑いで捜査しています。

 奥能登では去年242件の窃盗が確認され、地震前のおよそ3倍に増えました。

 避難により空き家が増えたことが、要因の一つとみられます。