アメリカのトランプ大統領は、イランとの戦闘終結に向けた合意が成立したと明らかにしました。宮城県からは、石油製品の安定供給に期待する声が聞かれました。
トランプ大統領は日本時間15日、自身のSNSでイランとの戦闘終結に向けた覚書について「合意が成立した」と投稿していて、イラン側も合意を認めました。
ホルムズ海峡の開放による原油価格の落ち着きや、ナフサ由来製品の安定供給に期待がかかります。
仙台市の住宅建設会社では、ナフサ由来製品の不安定な供給から工事の着工停止や遅れが生じています。
特に断熱材は6月初めの時点では生産中止になっていて、屋根や外壁に使う防水シートは納期が遅れ価格も30%ほど値上がりしました。
みのり建築舎塩谷昴義代表取締役「目に見えて影響が出始まったのは4月に入ってからですね。納期にもまだ時間がかかっている、価格の高止まりはしているというところで」
「徐々に流通の目詰まりもちょっとずつ解消してくると思うが、年内いっぱいはごたごたというか通常に戻るまで時間がかかるんじゃないか。ただ大きくいい方向に向かうのではないかと期待はしています」
村井宮城県知事は15日の会見で、和平合意が順調にいくとは限らないと前置きした上で次のように話しました。
村井知事「また何があるか分からないので、国としてはホルムズ海峡を通過する船のみに依存することなく、今回の教訓を糧にバックアップ体制をしっかる取ることが重要なのではないか」
「6月議会で金融支援策を出すことになっている。おそらくホルムズ海峡の封鎖が解除されたとしても、直ちにナフサ不足が解消されることにはならないだろう。ある程度時間をおいて平常に戻るまでは支え続けてたい」