宮城県富谷市は、通勤通学の足として都市型ロープウェーの導入を検討しています。1日に若生裕俊市長が、実験施設がある福島県南相馬市を訪れ初めて試乗しました。
新田智紀記者「富谷市が導入を検討している都市型ロープウェーのZipparの乗り心地を若生市長が確認しています」
富谷市は、市民からの要望が強い仙台市地下鉄南北線泉中央駅までの新たな通勤通学手段として、都市型ロープウェーZipparの導入を検討しています。
若生市長は実験施設のある福島県南相馬市を訪れ、車両に試乗しました。
新田智紀記者「中のスペースは立ちで6人座りで6人、計12人乗りになっています」
車両は、約10メートルの高さに張られた2本の鋼鉄製のロープに吊り下げる形で取り付けられています。約120メートルの距離を時速5キロで進み、若生市長が揺れ幅や乗り心地を確認しました。
若生裕俊富谷市長「予想以上にスムーズで、特にロープ部の部分はほとんど音がしなくてロープが2本張られていてしっかり安定していて、音もEVの動力なのでほとんど音がしない。静かな乗り心地が良かった」
ジップインフラストラクチャー須知高匡CEO「路面電車などと比べて安く建設することができ、バスとは違って無人で走行することができる、この2点が特徴になります。例えばJR常磐線が遅れている日でも、こちらは普通に走っていたり、実験段階ではあるが風に対して強いところは確認できている」
富谷市は、明石台から仙台市泉区泉中央までの区間での導入を検討していて、現在2つのルートを選定しています。
富谷市によりますと、今後は国土交通省への申請や仙台市との協議が必要だということで、
全ての条件がクリアされることを前提に、2033年度の運用開始を目指すとしています。