東日本大震災による行方不明者の手掛かりを捜す相談所が、1日限定で宮城県石巻市に開設されました。

 震災で行方不明になっている人の手掛かりをつかもうと宮城県警が設置した相談所では、警察官が身元が分からない遺体の発見場所などを記したちらしを配布した他、家族が行方不明になっている人などが警察官に相談できるブースが設けられました。

 石巻市雄勝町に住む70代女性が相談に訪れ、当時80代で現在も行方不明の親戚の特徴を警察官に伝えました。

 「親戚のおばちゃんが、まだ行方不明なんです。それで15年も経ちますけど、まずこういう催し物があるっていうことので、一応聞いてみたんですけど」

 宮城県では5月末現在、震災で行方不明になっている人が1213人います。遺体で発見された犠牲者6人の身元が分かっていません。

 宮城県警捜査一課阿部聡検視官「ささいな情報でも結構ですので、1つでも行方不明者の情報につながればと思っています。情報提供をお願いいたします」