台湾の南端の海岸で、太平洋戦争中に犠牲になった日本人の遺骨の調査が始まりました。台湾での発掘調査は半世紀ぶりです。
台湾に派遣された調査団らによる日本政府の調査は20日朝、始まりました。
台湾とフィリピンとの間のバシー海峡は戦時中、多くの日本軍の輸送船などがアメリカの潜水艦の攻撃で沈み、「輸送船の墓場」とも呼ばれました。
犠牲者は10万人以上ともされ、乗員らが漂着した海岸では近年、慰霊祭が開かれています。
厚生労働省によりますと、今回の調査は遺骨に関する地元住民の証言などが手掛かりで、台湾での発掘調査は半世紀ぶりだということです。
7月末まで調査は続き、遺骨が見つかれば日本でのDNA鑑定に進む見通しです。