23日は、二十四節気の一つ「大暑」です。1年で最も暑さが厳しくなる時期ですが、その名の通りとなりました。東京都内では、熱中症疑いで搬送された人が23日も100人以上に上っています。
■高齢女性SOS「エアコン壊れた」
暑さのピークを迎えた列島。21日に初めて観測された40℃を超える酷暑日は、23日は7地点に。浜松市内では41℃を超え、今年全国一の暑さになりました。
80代 「(Q.佐久間は41℃になった)えっ本当に?えぇ…もう酷暑日を過ぎてますよね」
涼しさを求め、関東を逃れたとしても…。
神奈川から 「神奈川も暑いけど、それなりに北海道もきょうは暑いなと」
水の事故も相次ぎます。
119番通報 「14歳の男性が川に沈みました。自分たちでは上にあげられません」
高知では、友人と川遊びに来ていたとみられる14歳の少年が心肺停止の状態で救急搬送されました。
23日も酷暑日が相次いだのは東海地方。気温40℃に迫った名古屋市内。外出も完全ガードです。
岐阜・高山市にある鍾乳洞。“一服の涼”を求める人でにぎわいます。
観光客 「こんなに涼しいと、地元にこの空気を持っていきたい」
ただ、一歩街へ出ると、駅前の温度計は40℃を超えています。地表の温度は62℃と表示されています。
関西から引っ越した人 「関西から多治見に引っ越してきて、えらいところに来たなと困っている」
3日連続酷暑日を観測した岐阜・多治見にある電気店。この日、エアコンの修理の依頼が入ったのは、土岐市内に住む高齢の夫婦。寝たきりの夫と2人暮らしです。
聞けば、21日にエアコンが故障したといいます。
エアコン修理を依頼した人(70代) 「エアコンが(おととい)朝、突然壊れて、もう朝からかけないといけない状態だった」
ヨシダデンキ 吉田竜馬代表 「多治見とか土岐は朝空気が熱いので、息を吸うとちょっと苦しいぐらいですね」
深夜0時でも27℃を超える命に関わる暑さのなか、二晩をエアコンなしで過ごしました。依頼を受けた電気店が駆け付け、修理を行います。
エアコン修理を依頼した人(70代) 「つきました。こんなに涼しいとはね。外の差があまりにも激しく感じるけど、気持ちがいいですね。これでゆっくり夜は休めます」
ヨシダデンキ 吉田竜馬代表 「命に関わることなので、できる限り時間を融通してつけさせてもらってる」
熱中症搬送は、異例のペースで増えています。80代男性、屋外の駐車場でうずくまっているところを発見されました。
看護師 「(体温)38.7℃」 医師 「高いから冷やしたりしますからね」
23日3時現在、138人が熱中症の疑いで搬送された東京都。
22日は560人が搬送され、一日あたりの搬送者数の過去最多を2日連続で更新しました。
■猛暑から一転 ゲリラ雷雨
関東は23日午後、天気が急変しました。東京・八王子では、大粒の雨が降り出しました。雲の切れ間から日の光が差し込むなか雨音が響いています。
栃木県佐野市でも、車が水しぶきを高く高く上げながら走っていきます。
23日も気温上昇や湿った空気の影響で、大気の状態が不安定となりました。
夜遅くにかけて、関東南部の都市部でも局地的な雷雨に注意が必要です。