ドジャースの選手の訪問を受け、大谷選手を絶賛したトランプ氏。その裏で、日本に対し新たに12.5%の関税措置を始めました。生活にはどのように影響するのでしょうか。
■新関税12.5% 赤沢大臣「遺憾」
トランプ大統領 「ここが新しいローズガーデンだ。ホワイトハウスの白い石とよく調和して美しい。新しいローズガーデンを使うのは今回が初めてだ。あそこに書いてある。いいだろう。バイデンだったらやらないだろうな」
いつものように気持ちよくバイデン前大統領の悪口を話していますが…後ろには佐々木朗希選手、左側には大谷翔平選手の姿もあります。
ワールドシリーズを連覇したドジャースが、ホワイトハウスを表敬訪問したのです。
トランプ大統領 「ショウヘイオオタニ、ショウヘイオオタニ。いたな。本当にすごい。誰もが愛している」 「ワールドシリーズのMVP、ヨシ・ヤマモト。よく投げた。6戦目で素晴らしい投球をみせた。ヨシはどこだ?どっちがすごい投手かな」
日本人選手を褒めたたえたトランプ大統領ですが、日本経済に対しては優しいともいえません。
日本時間の24日午後1時すぎから、新たな「トランプ関税」が始まったのです。
トランプ大統領が掲げたいわゆる「相互関税」は、連邦最高裁によって今年2月、違法と判断されています。アメリカ政府はその代わりとして、期間限定で世界各国・地域に10%の関税をかけました。
その期限が日本時間の24日午後1時まで…。そのため、さらに代わりとなる新たな関税を発動したのです。
通商法301条に基づくもので、60の国と地域に10%、または12.5%の関税を課すとしています。日本に対しては、高いほうの12.5%です。
野村総合研究所 木内登英さん 「新たに301条という、相手国が不公正な貿易をしたときに報復関税をかける。日本については、他の国からの強制労働によって作られた製品の輸入をしっかり取り締まってないというのが理由になっています。それで12.5%ということなんですが、これはこじつけに近い」
関税の交渉役を担ってきた赤沢経産大臣も「遺憾」だとしています。
赤沢経産大臣 「我が国の産業や貿易は国際的なルールにのっとって実施されているにもかかわらず、強制労働によって生産された製品の輸入禁止措置の不存在を理由として、我が国に対して関税を課す今般の措置は遺憾でございます」
アメリカ通商代表部は、過剰な生産でアメリカの製造業に打撃を与えていないかも調べています。
野村総合研究所 木内登英さん 「こういった国に対しても制裁をかけると。日本も仮にそこの対象になると、今度は12.5%からまた上乗せされてくる可能性がありますので、まだまだ注意して見ていかなくてはいけないんじゃないかなと」