2026年の宮城県の夏は、全体として涼しい日が続きました。暑い夏ににぎわうはずの海水浴場も来場者が減っています。
遊泳期間最終日の23日、七ヶ浜町の菖蒲田海水浴場には親子連れなどが訪れていました。
海水浴客「最終日だったので涼しくて海も冷たいんじゃないかなと思ったけど、見た通りで快適に過ごせてるので良かったかなと思います」
例年に比べて雨の日が多く、お盆の時期には台風も接近したため菖蒲田海水浴場では、今シーズンの海水浴客が約3万7000人と、例年の半分ほどに減少しました。
七ヶ浜町観光協会我妻典夫会長「お盆の前に大型台風が来ましたし、天候には影響されました。来た時よりも帰りの笑顔の方が素晴らしかったという印象がありますので、翌年もそのような年にしていきたいなと思います」
台風の影響で延期となった花火大会は、10月ごろの開催に向けて準備を進めているということです。
宮城県で8月に熱中症の疑いで医療機関に搬送された人の数は、前年同時期に比べ半減したことが分かりました。
宮城県によりますと、8月1日から23日までに熱中症の疑いで搬送された人の数は208人でした。
前年同時期までの搬送者数396人に比べ188人減り、ほぼ半減しています。
県では「雨の日が多く比較的気温の低い日が続いたため、熱中症による搬送者数も少なくなった」とみています。
この夏は過ごしやすいと感じている人も多いようです。涼しく感じる理由について仙台管区気象台に聞きました。
全国で暑さが猛威を振るい、西日本から関東甲信まで最高気温40℃以上の酷暑日が相次ぎました。
仙台管区気象台竹川元章気象解説官「高気圧が北に偏るような形で北日本の東の海上から北日本にかけて張り出したため、宮城県から見ると比較的涼しく湿った東風が入りやくて、気温が抑えられますし曇りの日が多かったということですね」
宮城県が涼しく感じたのは、東の海上にある高気圧から涼しく湿った東寄りの風が吹いたためです。
ただし、平均気温ではこの夏の宮城県が特段涼しかったとは言えないということです。
仙台管区気象台竹川元章気象解説官「7月1日から8月23日だとプラス1.0℃なんですよ。高いか平年並みかぎりぎりぐらいかと思いますけれども、それぐらいのレベルですね」
仙台では30℃以上の真夏日は19回ありました。統計上の平均は23回なので、平年並みです。
真夏日は過去3年間で66回、56回、65回と異常な回数が続いていました。
仙台管区気象台竹川元章気象解説官「この3年間ぐらい夏が暑かったので、それに慣れてしまえば涼しい夏という感覚にはなるかなとは思います」