宮城県内で東日本大震災による身元不明の遺体として扱われていた1人が、震災以前に亡くなっていて、既に火葬されていた遺体であることが分かりました。これにより、県内の震災による身元不明遺体は5人となりました。
警察によりますと、今回、震災による遺体ではないと判明したのは、2011年3月26日に南三陸町で発見され、身元が分からないまま収容されていた男性の遺体です。
津波によって発生した火災の現場で発見され、ほぼ全身の骨が残っていましたが、損傷が激しく身元不明遺体として収容されていました。
しかし、同様に火災現場で発見された別の遺体との比較や骨学鑑定の結果などから、震災による遺体ではなく、震災以前に亡くなり、既に火葬されていた遺体であったことが分かりました。
遺骨は南三陸警察署で引き取り、発見の状況などについて広報し、情報提供を呼び掛けるとしています。
これにより、県内の震災による身元不明の遺体は5人となりました。
県警は引き続き、身元特定に向けた情報提供を呼び掛けています。