宮城県色麻町で、新米の試食会が行われました。長雨の影響が心配されましたが、品質は例年と比べて非常に良いということです。
小室翔太アナウンサー「ついにやってきました。新米シーズン到来です」
試食会では農業関係者や児童生徒約60人が、ひとめぼれとササニシキの新米を味わいました。
長雨の影響が心配されましたが収量はおおむね例年通りとなる見込みで、夏の間比較的涼しかったことで品質は非常に良いということです。
色麻町産の野菜や肉なども振る舞われ、参加者は新米をご飯のお供と一緒に楽しんでいました。
「柔らかくておいしいです。もちもちしてて、かむとちょっと甘くておいしい」
おかわりする生徒もいました。
「いける?はい余裕っす。いけます。3杯目です」
JA加美よつばにりますと、政府が放出した備蓄米や前年産の在庫が残っているため、新米の価格は前年と比べて4割ほど安くなる見通しだということです。
宮城県では、高温に強い米の品種開発が進んでいます。
大崎市の古川農業試験場で5月に植えられたひとめぼれと、東北247号が収穫されました。
東北247号は古川農業試験場が2018年から開発を進めている高温耐性品種で、2025年11月に完成した専用施設で栽培した新米が、初めて収穫されました。
7月から9月までは気温を常に28℃以上に設定し、外と同じ高温の状態が保たれています。
過去3年間の検査では、高温で白く濁ってしまう白未熟粒の割合がひとめぼれの40%に対し、東北247号は7%とかなり少ないことが確認されています。
順調に生育して、白未熟粒がひとめぼれより少ないことが確認されました。収量も、ひとめぼれと同じ量が期待できるということです。
古川農業試験場木皿正人主任研究員1「収穫して、ひとめぼれよりも強いことが確認できました。ほっとしております。高温登熟による品質低下が問題になっているので、解決策になればと思っております」
東北247号は2027年2月の宮城県の審査会で優良品種に指定されて品種登録されれば、3年後の2029年にデビューする予定です。