アメリカのトランプ大統領はホワイトハウスに中国の習近平国家主席を招いて首脳会談を行い、晩餐(ばんさん)会を開きました。ワシントンから報告です。

 トランプ大統領は、習主席との友好的な関係をアピールしましたが、具体的な会談の成果は今のところ示していません。

アメリカ トランプ大統領 「両国の指導者として、習近平主席と私は互いに異なる体制を代表しています。しかし、両国民の絆は揺るぎません」

 トランプ大統領はホワイトハウスで開いた晩餐会で、「両国民の絆は揺るがない」としたうえで、「我々は次世代に繁栄と安全をもたらす関係を築いていける」と語りました。

 これに先立って行われた首脳会談では、懸念が高まるAI=人工知能への対応や、アメリカによる台湾への武器売却計画などが話し合われたとみられますが、トランプ大統領は記者団に対し「素晴らしい会談だった」と述べるにとどめました。

 アメリカメディアは式典で軍用機を飛行させるなど、華々しい演出が見られた一方で、両国の課題について大きな進展は期待できないと指摘しています。

 明けて25日は、アメリカ国立公文書館で懇談が予定されていて、まずは融和ムードを優先させて米中の安定的な関係を演出したい考えです。