台風25号の影響で堤防が決壊した千葉県の印旛沼では、国土交通省が25日から堤防の復旧工事に着手します。
千葉県と印旛沼を管理する水資源機構によりますと、印旛沼の2カ所と長門川1カ所で堤防が決壊し、周辺で冠水が続いています。
印旛沼の平均水位は一時、4.93メートルの高さになり、普段の2倍以上になりましたが、現在は普段の水位に近い2.95メートルまで下がっています。
国交省は25日から堤防を修理する緊急的な工事に取り掛かりますが、復旧の見通しはまだ立っていません。
台風25号では千葉県と神奈川県で合わせて11人が死亡し、3人が行方不明となっています。
一方、千葉市のJFEスチール東日本製鉄所でも冠水による被害があり、60万トン程度の減産の影響が出るとみられています。