安全上の懸念から次世代AI(人工知能)モデルの公開を中止したオープンAIのサム・アルトマンCEOは、安全性の検証を終えた後にIPO(新規株式公開)を検討する考えを示しました。
サム・アルトマンCEO 「AIは『新たな産業革命』だとよく言われますが、私はその表現にはかなり違和感を覚えます。AIの理想的な姿とは、人間を巨大な機械の歯車として扱い、その機械をますます高速に稼働させ続けることではありません。人生は自動化できないし、また自動化するべきではない部分もあるのです」
CNBCによりますと、オープンAIのイベント会場でアルトマン氏は「我々が次世代のAIに安全に対処する方法をより深く理解した後、IPOを検討する可能性がある」と述べたということです。
また、公開を中止した次世代AIモデル「GPT-6.1アストラ」についてはいくつかの評価が「わずかに劣る」だけだと強調しました。
一方、イベント会場の外にはAIによって職を奪われたなどとして抗議する多くの人々が集まりました。
人間がAIを制御できなくなるとの懸念が広がるなか、「殺人ロボットはいらない」「利益より人命を」などのプラカードを掲げ、非難の声を上げました。
画像:OpenAI