特殊詐欺などの刑法犯の認知件数が5年連続で増加している東京・足立区で、警視庁が被害防止を訴えました。

警視庁・綾瀬警察署 落合昌宏署長 「自転車など乗り物の盗犯は増えています。特殊詐欺の被害は危機的な状況です」

 およそ70万人が暮らす東京・足立区では、刑法犯の認知件数が去年までの5年間でおよそ1.4倍に増えています。

 特に特殊詐欺の認知件数はこの5年間でほぼ倍増していて、去年の被害額はおよそ9億2800万円、今年は8月末までで15億円を超えています。

 また、認知件数の中では自転車の窃盗に関する刑法犯が最も多く、およそ3割をしめているということです。

 9日、足立区内にある警視庁・綾瀬警察署や西新井警察署など4つの警察署は地域防犯のイベントを開き、落語や合唱などを通して、区民に被害防止を訴えました。

 綾瀬署は「足立区を安心して暮らしていける街にするため、防犯について考え、意識を広げてほしい」としています。