フランス全土で物価高対策や教育環境の改善などを求めるデモが行われました。一方、デモに乗じる破壊行為が相次ぐなど混乱が広がり、およそ1200人が拘束・逮捕されました。
フランスでは17日、物価高への抗議や教育環境の改善を掲げて全土でデモが行われ、労働組合などによりますと、参加者はおよそ80万人に達したということです。
一方、デモに乗じた破壊行為が各地でみられ、およそ1200人が逮捕・拘束され、警察官や憲兵およそ150人が負傷しました。
中部のリモージュではおよそ5000人のデモ参加者の一部が暴徒化し、19世紀に建てられた市庁舎が放火されました。
火は強風にあおられ急速に広がり、鐘楼や屋根が崩落するなどほぼ全焼したということです。
当時、建物内には職員や警察官らがいましたが、全員避難してけが人はいませんでした。
マクロン大統領は17日、デモに乗じた破壊行為について自身のSNSで「私たちの共和国に、暴力の居場所はない」と非難しました。
また、「平和的に要求を訴えようとする人々の声を妨げる『混沌をもたらす者たち』に一丸となって立ち向かう」と強調しました。
画像:Lucas Destrem