アメリカとの交渉が膠着(こうちゃく)するなか、イランの革命防衛隊はホルムズ海峡を通過した民間の石油タンカーをペルシャ湾で攻撃したと発表しました。

 イラン国営放送によりますと、革命防衛隊は22日に公開した声明で、4隻の石油タンカーをペルシャ湾北部で攻撃したと発表しました。

 4隻がホルムズ海峡の違法だとされる航路を通り、沖合で「瀬取り」といわれる別の船に積み荷の石油を移し替える行為を見つけたため、攻撃したと説明しています。

 また、21日には3隻のタンカーがホルムズ海峡の西側で機雷に接触し、航行を停止したということです。

 革命防衛隊が民間商船を攻撃した発表するのは、今月9日にベトナム船籍のタンカーに対する攻撃、以来だとみられます。

 さらに革命防衛隊は、船舶の違法なホルムズ海峡の通過はアメリカの「扇動」によるものだと非難していてこうした傾向が続けば、中東地域のアメリカ軍基地を攻撃すると警告しています。