熊本地震により日本製紙の八代工場で煙突が倒壊した事故を受けて、国交省は全国の煙突について調査し、180本の煙突で損傷や劣化が確認されました。
日本製紙の八代工場では、地震の影響で高さ80メートルの鉄筋コンクリート製の煙突が倒壊し、社員ら9人が犠牲となりました。
国交省は事故を受けて全国の事業者に高さ60メートルを超える鉄筋コンクリート製の煙突の状況を緊急点検するよう要請しましたが、444本ある煙突のうちおよそ4割にあたる180本で損傷や劣化が見つかったということです。
損傷は「ひび割れ」や「剥離(はくり)」、劣化は「腐食」などが確認されました。
都道府県別では北海道が21本で最も多かったということです。
国交省は、応急的な補修がいち早く行われるよう関係省庁などと引き続き連携していきたいとしています。