カンボジア・ポイペトを拠点とした特殊詐欺事件で、拠点のオーナーとされる男の初公判が開かれ、弁護側は起訴内容の認否を留保しました。

 詐欺などの罪に問われているのは佐々木裕介被告(39)です。

 起訴状などによりますと、佐々木被告は去年2月、仲間と共謀し、警察官などを装ってカンボジアから茨城県内の女性に電話し、「マネーロンダリングに関与した嫌疑がかけられている」と嘘を言って現金3140万円をだまし取ったなどとされています。

 27日の初公判で、認否を問われた佐々木被告は「回答はすべて弁護人に一任したい」と述べ、弁護側は「認否を留保します」と答えました。

 続く冒頭陳述で、検察側は「佐々木被告はグループのリーダーで、かけ子の労務管理やボーナスの算定などを行っていた」と主張しました。