既婚者であることを隠して交際する「独身偽装」により「貞操権を侵害された」などとして裁判を起こした女性が会見を開き、「独身偽装という問題を広く知ってほしい」と訴えました。

都内在住 30代女性 「単に独身だと偽られて交際したということだけではなく、その後も離婚が決まったと虚偽の説明をされ、妊娠出産に至り、さらに妊娠中に暴行を受けたとする一連の経緯について法的責任を明らかにしたい」

 訴状などによりますと、医師の男性は2023年、「独身」と偽って女性と交際を開始しました。

 女性の妊娠が分かると、既婚者であることを明かし「妻と離婚する」と説明していましたが、女性が子どもを出産すると一変して、連絡が取れなくなったということです。

 女性は「貞操権を侵害された」などとして、およそ2200万円の損害賠償を求めて9月、東京地裁に裁判を起こしました。

 6日、都内で開いた会見で女性は「独身偽装は結婚詐欺にも匹敵する悪質なものだ」とし、「泣き寝入りしてはいけないと強く思うようになった」「独身偽装という問題を広く知ってもらい、同じような被害に遭う方が少しでも減ってほしい」と話しました。

 男性はこれまでANNの取材に対し「弁護士から答えないように言われています」としています。