高校生が育てた牛の肉質などを競う、和牛甲子園が開かれました。

 初めて出場した宮城農業の結果は。

 宮城農業高校3年生の若松彩唯華さん。

 入学以来、仲間たちと手塩にかけて育ててきたメスの黒毛和牛「コンペイトウ」を和牛甲子園に出場させました。

 5回目となる今回の大会には、過去最多の全国36校から黒毛和牛51頭が出場し、飼育の工夫や肉質を競いました。審査の結果は。

 「枝肉評価部門最優秀賞を発表いたします。鹿児島県立曽於高等学校」

 初出場の宮城農業は、枝肉評価部門での入賞は逃しましたが、取組評価部門で「高校牛児特別賞」に選ばれました。

 震災からの復興を盛り込んだ発表内容などが、出場した生徒たちから高く評価されました。

 宮城農業若松彩唯華さん「コンペイトウを思いながら(A5ランクのBMSナンバー12の)最高級の和牛を生産したいと考えています。この大会でもっと強くそれが絶対にそうなると決意しました」