アイリスオーヤマは、随意契約で購入した政府備蓄米の販売を予定より2日前倒しして31日から始めると発表しました。店頭販売としては、全国トップクラスの速さとなります。

 アイリスオーヤマによりますと、31日から備蓄米の販売を始めるのは宮城県と千葉県にあるグループのホームセンター2店舗で、宮城県の店舗は仙台市宮城野区のダイシン幸町店です。

 当初は6月2日からの販売開始を予定していましたが、精米作業が早く進んだため前倒しでの販売を決めたということです。

 価格は、5キロで2160円の予定です。

 アイリスオーヤマ田中伸生管理本部長「今までトップランナーで走ってきたので、引き続き販売も一番目にしたい」

 宮城県では、アイリスオーヤマ以外にも2つの企業が随意契約で備蓄米を購入しています。

 10トンを購入した石巻市の宮城商事には6月2日に納入される予定で、その3日後を目標に石巻市と塩釜市にある販売所に並べることにしています。

 価格は、5キロで2000円ちょうどとする予定です。

 農産品のインターネット通販を手掛ける村田町の東穀は、20トンを購入しました。運営するウェブサイトなどで5キロ2000円台で販売する予定としています。