日本最東端の南鳥島近海でレアアースを含む泥の回収に成功した海洋研究開発機構が泥を採取する様子の一部始終を公開しました。
取り出した容器には茶色の泥が詰まっています。
これはJAMSTEC(海洋研究開発機構)の探査船「ちきゅう」が南鳥島近海の水深約6000メートルで採取に成功したレアアースが含まれる泥です。
先月12日に出航した探査船「ちきゅう」は深さ6000メートルの海底までパイプを伸ばし、海水を送り込むことで海底で固まっていた泥を崩し、回収しやすい状態にして船に引き上げるシステムを備えています。
海洋研究開発機構によりますと、先月30日に最初の回収作業を開始し、今月1日未明に最初の泥が船の上まで引き上げられたということです。
その後も回収は続いていて、2日には作業が完了する見込みです。
回収された泥の量については明らかにされていませんが、担当者は「今回の試験では泥を採取できたため、機器が海底で正常に作動することを確認ができた」と述べました。
そのうえで、来年2月から始める本格的な回収につなげたいとしています。