仙台市立の小学校で、1年生の男子児童が同級生から暴行を受ける事案があったとして、仙台市教育委員会は学校に調査委員会の設置を決めました。

 関係者によりますと、仙台市の小学校で2021年12月、1年生の男子児童が時間内に食べ終わらなかった給食を昼休みに食べていたところ、同級生に連れて行かれたトイレで、8人から胸や背中を殴られたり蹴られたりしたということです。

 男子児童は翌日から不登校になり、現在も学校に通えていないということです。

 郡市長「15日朝に概要の報告を受けたばかりでありますけれども、発生から相当な時間が経過をしております。速やかに対応しなければいけない事案だと認識しております」 郡市長は、いじめ防止対策推進法で定める「重大事態」に当たるとの認識を示しました。

 また、市教育委員会は第三者を含むいじめ調査委員会を学校に設置し、事実関係の調査を進めるということです。