東北新幹線の脱線を受け、現地入りした国の運輸安全委員会の調査官は現地調査の結果、脱線は列車が止まる直前か止まってから起きたとの認識を示しました。
東北新幹線は16日夜、白石蔵王駅から南に2キロの地点で脱線しました。
運輸安全委員会が派遣した鉄道事故調査官によりますと、現地調査の結果、走行中に脱線した場合にできる痕跡は、レール上に見当たらなかったということです。
運輸安全委員会の鉄道事故調査官加藤剛主幹「直前もしくは止まる瞬間、もしくは止まってから脱線してしまった。地震が主な原因だと思うんですが」
調査官は今後、乗務員の聞き取りなどを進める方針です。