J2ベガルタ仙台は、クラブの債務超過を2022年度中に解消するため、最大で3億円の増資を目指すことになりました。

 26日に開かれたベガルタの株主総会で、株式を最大で3万株増やすことが承認されました。

 これによって現在の6億3000万円の資本金に、最大で3億円を増資することが可能になります。

 ベガルタは、負債が資産を上回る債務超過の状態で、その額は2億6400万円です。 規則では、もし2022年度も赤字で債務超過が増えた場合、Jリーグのライセンスを失うことになります。

 クラブは、増資を行うことで2022年度中の債務超過解消を目指します。

 佐々木知廣社長は、株式の割り当て先について具体的な企業名など明らかにしませんでしたが、既に複数の企業の内諾を得ている、と話しました。

 ベガルタ仙台佐々木知廣社長「今のところ、合計で債務超過の額は上回る額の内諾を得ている状態、とご報告させていただきます。それ以上の報告は差し控えたいと思っています」