宮城県では30日、新たに277人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されました。

 新たに感染が確認されたのは、仙台市137人、大崎市22人、石巻市13人、名取市12人、多賀城市9人、亘理町・加美町で各8人、東松島市7人、大河原町・塩釜市で各6人、柴田町・気仙沼市・富谷市で各5人、白石市・松島町・七ヶ浜町・栗原市で各4人、岩沼市・角田市・蔵王町・利府町で各3人、美里町・ 女川町・山元町・登米市・大和町・色麻町で各1人の計277人です。

 年代別では、10歳未満40人、10代46人、20代44人、30代46人、40代53人、50代22人、60代15人、70代5人、80代4人、90代2人です。

 宮城県の土曜日の感染者は、4月2日652人、9日566人、16日566人、23日714人、30日277人と推移していて、2週ぶりに減少しています。

 仙台市内の保育施設と児童関連施設では、いずれもこれまでに9人の感染が確認され、クラスターが発生しました。

 宮城県のまとめによりますと、30日午後1時時点で療養者が5951人で、内訳は入院142人、宿泊療養986人、自宅療養が4206人、入院・療養先の準備中・調整中617人です。

 確保病床の使用率は、宮城県全体16.3%(85/523床)、重症病床は3.6%(2/55床)、仙台医療圏に限ると18.4%(63/342床)、重症病床は2.5%(1/40床)です。

 宮城県が発表している29日現在のPCR検査等の実施状況は、26日2279件(陽性657)、27日1856件(陽性429)、28日927件(陽性460)です。コールセンターへの相談件数は、26日527件、27日491件、28日450件となっています。