伊達政宗公を祀る仙台の観光名所、瑞鳳殿の修繕費用が不足しています。初めてクラウドファンディングを実施して、全国に支援を呼びかけています。

 瑞鳳殿は、桃山文化の豪華絢爛な建築が特色ですが、前回の改修から20年以上が経ち彩色のくすみや金箔のはく離などが目立つようになっています。

 公益財団法人瑞鳳殿中村良幸事務局長「黒の漆の仕上げが特徴なんですが、だいぶ剥離も進んでおりますし、伊達家の家紋、竹に雀と下の方に九曜紋ございますが、よくご覧になっていただくと金箔のはく離が進んでいる」

 2021年度のうちに定期修繕を実施する予定でしたが、2021年2月の地震で石灯籠など約130基が倒壊して修繕は延期に。

 2022年3月の地震でも再び被災し、仙台市による復旧工事が今も続いています。

 相次ぐ地震被害とコロナ禍で、瑞鳳殿を訪れる人は感染拡大前の4割ほどに留まっていて、修繕費用の財源となる観覧料は大きく目減りしています。

 そこで瑞鳳殿では、7月4日からクラウドファンディングを始めました。

 約3900万円の修繕費用のうち、1000万円を集めるのが目標です。

 観光客「頑張って修繕していただきたいですね、こんなに立派なもの」「絶対必要なことだと思うので、これからの人たちのためにも守ってほしいなと思います」

 寄付した人には、金額に応じてオリジナルの御朱印や名刺入れなどが贈られます。

 公益財団法人瑞鳳殿中村良幸事務局長「一緒に修繕に努めていただいて、伊達政宗公のご遺志、伊達文化の息吹を未来につなげていただくために温かいご支援と応援をお願いしたいと思います」

 クラウドファンディングは、8月末まで行われています。