4月に行われた全国学力テストの結果が公表され、小学6年は全教科で全国平均を下回りました。小学6年の算数は全国ワースト2位です。

 全国学力テストは、学力や学習状況を調査するため文部科学省が行っていて、小学6年生の国語・算数・理科、中学3年生の国語・数学・理科で実施され約3万5000人がテストを受けました。

 県の教育委員会によりますと県全体の小学6年生の正答率は、国語が64%、算数が60%、理科が61%、中学3年生の正答率は国語は69%、数学が49%理科が50%でした。

 仙台市以外の市町村では、全ての教科で全国平均を下回りその差は1ポイントから6ポイントありました。

 特に小学6年生の算数は全国最下位、中学3年生の数学は全国ワースト2位と、全国平均より5から6ポイント下回りました。

 県教委義務教育課佐々木利佳子課長「本調査開始以来、平均正答率が全国平均に届いていないという事実がございます。全国との差が広がった教科もありますので大変重く受け止めている」