宮城県登米市の小学校で、人型ロボットのPepper(ペッパー)が講師を務める防災教室が行われました。

 Pepper「皆さんこんにちは」

 児童「こんにちは」

 Pepper「あれあれ元気がないな。皆緊張してる?」

 登米市立加賀野小学校で8日に行われた防災教室には、4年生59人が参加しました。 講師を務めたのはソフトバンクの人型ロボットPepperです。

 Pepper「ブロック塀や自動販売機、外に積み上げられた荷物のそばも、倒れてくることがあるから危ないんだ」

 防災教室では、避難所や避難場所などを示す絵や記号の意味や、地震が起きたときに身を守る方法などを学びました。

 児童「Pepper君は先生っぽくてすごいと思った」「もし地震がきたら、ダンゴムシのポーズをして自分の身を守るということが心に残った」

 ソフトバンクの担当者は「Pepperが講師を務めると児童の関心が高まるので、今後もこうした機会を増やしていきたい」と話していました。