宮城県で25日、新たに858人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されました。また、患者2人が死亡しました。

 感染が確認されたのは、仙台市発表分434人、宮城県発表424人です。

 25日の感染者のうち、抗原検査キットや無症状者向けの無料PCR検査で陽性となり、陽性者サポートセンターに登録した人は150人です。

 年代別では、10歳未満151人、10代126人、20代107人、30代149人、40代126人、50代86人、60代44人、70代32人、80代30人、90歳以上7人です。

 宮城県の日曜日の感染者は、8月7日2448人、14日2417人、21日3255人、28日2209人、9月4日1492人、11日881人、18日801人、25日858人と推移していて、5週ぶりに増加しました。

 また、仙台市で90代男性患者と仙台市以外で80代男性患者が死亡しました。

 全数把握の見直しに伴い、市町村別の感染者数は重症化リスクが高いとして保健所に発生届が出された分だけが公表されています。

 塩釜市12人、多賀城市10人、栗原市・気仙沼市・石巻市で各5人、大崎市4人、利府町・加美町・大河原町で各3人、白石市・村田町・角田市・登米市で各2人、柴田町・松島町・亘理町・美里町・山元町・富谷市・名取市・色麻町で各1人です。仙台市は発表していません。

 宮城県によりますと確保病床の使用率は、宮城県全体で20.3%(121/595床)、重症病床は10.9%(6/55床)、仙台医療圏に限ると22.8%(91/399床)、重症病床は10.0%(4/40床)です。

 23日現在のPCR検査等の実施状況は、19日706件(陽性345)、20日2780件(陽性1439)、21日1515件(陽性1029)、コールセンターへの相談件数は、19日676件、20日721件、21日538件です。