仙台市のコロナ感染者数を予測する東北大学の下水調査で、今週は横ばいかやや増加するとの見通しが示されました。

 東北大学大学院工学研究科の佐野大輔教授のグループは、下水から検出される新型コロナウイルスの濃度などから毎週、仙台市内の感染者数を予測しています。

 先週、仙台市内で感染が確認された人は3199人と、前の週よりも4割近く増え3週連続で増加しています。

 佐野教授は、2週間前から先週にかけての下水中のウイルス濃度が横ばいで推移していることから、今週の感染者数は横ばいか、やや増加するとの見通しを示しました。

 東北大学大学院工学研究科佐野大輔教授「寒くなってきて締めきってエアコンをつける、暖房をつけるという時期に差し掛かってきますので、定期的に換気するなどの対応は必要はなのかなと考えています」