プロ野球で初めて実施された現役ドラフトで、楽天のオコエ瑠偉選手が巨人に移籍することになりました。楽天は広島から正隨選手を獲得しました。

 出場機会に恵まれない選手の移籍を活性化させようと、2022年から導入された現役ドラフトは、各チームが2人以上のリストを提出し他球団の選手を最低1人指名します。 9日に非公開で行われたオンライン会議の結果、楽天の2015年ドラフト1位、オコエ選手が巨人へ移籍することになりました。 今シーズン1軍出場は6試合にとどまり、打率は2割でした。

 オコエ選手は「2023年からは読売ジャイアンツで心機一転頑張りますので、これからも応援よろしくお願いします」とコメントしています。

 また、楽天は広島の右打ちの外野手、正隨優弥選手26歳を獲得。

 石井監督は「他の選手が持っていないパンチ力がある。年齢的にも伸びしろが望めたので指名した」と右の長距離砲として期待しています。

 巨人に移籍するオコエ選手について、石井監督は「新しい環境に行ったことで彼の能力が開花すれば良いと思う。移籍先で頑張ってほしい」と話しています。