仙台市の新型コロナ感染者数を予測する東北大学の下水調査で、今週も高止まりが続く見通しが示されました。
東北大学大学院工学研究科の佐野大輔教授のグループは、下水から検出される新型コロナウイルスの濃度などから毎週、仙台市の感染者数を予測しています。
先週、仙台市内で感染が確認された人は予測値1万3195人に対し1万2083人と、前の週を1割ほど上回りました。
今週の予測は、1万2599人とほぼ横ばいで推移し、高止まりが続く見通しが示されました。
東北大学大学院工学研究科佐野大輔教授「(下水中のウイルス濃度は)今までで一番高いレベルで推移しているという状況ですね。今これから年末年始にかかりますから、しばらく横ばいか、もしくはもうちょっと増えるような状況が続いていくのかなと」