政府・与党が、防衛費増額の財源に復興特別所得税を事実上転用する方針に批判が出ていることを踏まえ、秋葉復興大臣は「復興財源の総額は確保される」との認識を示し理解を求めました。
秋葉大臣は19日に宮城県の松島町や利府町、仙台市などを訪れて復興事業について視察を行いました。
政府・与党は復興特別所得税の税率を引き下げ、その分、防衛目的の課税を始める方針で復興特別所得税の課税期間を延長することで復興財源を確保する考えです。
秋葉復興大臣「被災地の皆様には、今回の税制改正の議論の中で大変ご心配をお掛けしたと思っております。政府としては、復興のための財源を損なうということは考えておりません。総額を満額を確保することが大前提での議論だったと」
また、秋葉大臣本人をめぐる政治と金、旧統一教会との接点、選挙での影武者など数々の疑惑については次のように話しました。
秋葉復興大臣「いずれの問題もですね、国民の皆さんの中に様々な声があるわけですから、しっかりとご理解をいただけるようにこれからも謙虚に丁寧に説明して参りたい」