仙台市が舞台の人気漫画、BLUE GIANTの映画化を記念し、作品のイラストが描かれたマンホールが設置されました。

 仙台市が漫画や映画などを題材にしたマンホールを設置するのは9回目。今回は設置期限を設けていないため、市内への集客に大きな期待を寄せています。

 上野比呂企「人気漫画、BLUE GIANTのイラストが描かれたマンホールです。主人公の宮本大が仙台市のシンボル、伊達政宗公の騎馬像の前でテナーサックスを演奏しています」

 BLUE GIANTは、仙台市に住む男子高校生が世界一のジャズプレーヤーを目指す人気漫画で、作中では広瀬川やクリスロード商店街など仙台市のさまざまな場所が登場しています。

 仙台市は映画化を記念して、青葉区のぶらんど〜む一番町商店街、定禅寺通、西公園にイラストが描かれたマンホールを設置しました。

 観光客「住まいが長野県佐久市という所なんですけど、北斗の拳のマンホールがあって。BLUE GIANTのマンホールは色合いもきれいですし、目を引く感じで素敵だなと思いました」

 仙台市では、宮城県のスポーツチームや漫画、アニメなどマンホールを活用した町おこしを7年前から行っていて、今回が第9弾。 仙台市によりますと、漫画やアニメの舞台を聖地巡礼と称して訪れるファンの姿がみられたと言います。

 仙台市観光課川口順弘企画調整担当課長「人気漫画の2作品に関しては、期間限定ではあったものの多くの方に回っていただいて、SNS等で発信していただいたのも見受けられましたので」

 これまでは、人気漫画のイラストが描かれたマンホールは期間限定での設置となっていましたが、今回は設置期限を設けていないためこれまで以上の集客に期待を寄せています。

 仙台市観光課川口順弘企画調整担当課長「定禅寺ストリートジャズフェスティバルのような、ジャズと仙台というような街のイメージですね。そういうところの向上にもつながっているのかなと思いますし、作品自体は今も継続で連載されてますので、連載されている中で、物語の始まりの地として仙台を訪れるということがあれば、我々としては多くの方に来ていただきたい」